■システム天井とは?
天井の構造は大きく分けて『直天井』と『吊り天井』の二種類があります。日本のオフィスビルのほとんどは吊り天井で建設されており、これは上下階の間に『ふところ』と呼ばれる空間を設け、その空間から吊りボルトなどで格子状の枠組みを吊り、表面に天井ボード材を取り付けて仕上げたものです。
吊り天井は建築物に合わせ、工法なども進化してきました。『システム天井』もその一種であり、天井裏に設置される空調や照明などの設備を天井ボード材と一体にして組む天井です。オフィスのように規模が大きく、機能性も求められるような施設で採用されています。
■システム天井のご紹介
○グリッド型システム天井
600mmまたは640mmの格子状(グリッド状)に組まれたシステム天井のこと。
▼メリット
・天井パネルや照明器具の部分交換可
・天井設備のレイアウトが自由
・グリッド状に整列され、見栄えがよい
▼デメリット
・天井材の材質とサイズの影響で吸音性が低い
・大きな地震が発生した際、パネルが落下してしまう可能性有り
※近年では高震災タイプも普及してきました
○ライン型システム天井
天井仕上げ材と天井設備機器を一体化して組み立てたもの。設備機器には、照明器具・スピーカー・火災感知器・スプリンクラー・空調吹き出し口・排煙口などがある。
▼メリット
・設備機器の移設などが可
・レイアウト変更にある程度柔軟に対応可
・従来工法(一般的な天井)と同じ天井材が使える(調達単価が比較的安くなる)
▼デメリット
・縦に設置されている照明を横に変更ができない
・強い地震(縦の揺れ)に弱い
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